後期高齢者医療制度はすぐに廃止せよ〜!!
![]() む か し 話
宿のおかみはとても上手な栗山村の方言でむかし話を
語ってくれました。
お話が始まる前の説明で「お話の始めと終わりには決まり
文句」があるとのことを話してくれました。
それは次のようなものでした。
栗山村の昔話にこんなのがあるそうです。
(現代版の"うば捨て山"(後期高齢者医療制度)もなくしましょう。)
『うば捨て山』 (出来れば栗山村の方言で読んでみてください。)
まんず、あったとさ。 せがれとおとっつあんがいたと。
おとっつぁんが、六十になったから もう うば捨て山に持って行って捨てなく
ちゃなんねえと。
せがれは親孝行で、おとっつあんをうば捨て山に持って行ったが、
かわいそうで捨ててこないで、家さ連れ帰り、縁の下を掘って部屋を作って
隠したと。
人がやってきて「灰で縄を結って出せ」って、殿様に言うわれた
というんだと。
「こういうことは どうしたもんだんべ」って言うと、おとっつあんは、「藁を
ようく叩いて、塩水でぬらしてから そうーっと焼くと、縄になるから」って
言うので、せがれはそのとおりに作って殿様さ出したんだと。
殿様は「これはお前の知恵で出来るもんじゃない。どうして出来たんだ」
って聞くんだと。
せがれは「誠に申し訳ねえ」って、ほして「殿様にそむいて申し訳ねえが、
実は捨てなくちゃなんねえおとっつあんだが、うば捨て山に持って行った が、なんともかわいそうで、捨てられねぇで、家さ連れ帰り、縁の下に隠し ている。誠に申し訳ありません。殿様に言われたこと何とも考えつかねえ から、おとっつあんに、教わったんだ。」って。
「それはなるほど、年寄りはもってえねえ」って。
それで年寄りをうば捨て山に捨てなくなったんだって。
年よりはもったいないって。
いちがさきは、おいもうした。
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最低保障年金制度を確立せよ〜!!
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